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Play Console デバッグシンボルがないという警告が出たのでアップロードする – Androidアプリ開発(7)

2023/02/21 2023/08/01

Androidアプリ開発の7回目です。
一連の流れはこちらから -> Androidアプリ開発の公開手順

目次

  1. デバッグシンボルがないという警告が出た
  2. ネイティブデバッグシンボルをアップロードする

1. デバッグシンボルがないという警告が出た

Google Play Console で新しいリリースを作った際に出てきた警告がこちら

ネイティブシンボルがない

「このApp Bundleにはネイティブコードが含まれ、デバッグシンボルがアップロードされていません。
クラッシュや ANR を簡単に分析、デバッグできるよう、シンボル ファイルをアップロードすることをおすすめします。」

とあります。

Flutterで作成したappbundleをアップロードすると、この警告が出るのではないかと(勝手に)思っています。このエラーが出なかった方は、この記事はスルーしてください。

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2. ネイティブデバッグシンボルをアップロードする

調べたところ、いろいろ方法はあるようなのですが、どうやら手動でアップロードするのが手っ取り早いようなので、そうします。

以下、手順です。

手順1 : zip ファイルをつくる

(PROJECT_ROOT)
/build/app/intermediates/flutter/release/
の中にある下記3つのディレクトリ

arm64-v8a
armeabi-v7a
x86_64

を1つのzipファイルに圧縮します。

名前の指定は、特にありません。
自分がわかりやすい名前でOKです。

手順2 : zip ファイルをアップロードする

新しい App bundle

右端の → [詳細] ボタンをクリック

詳細ボタン

[ネイティブデバッグシンボル(.zip)をアップロード] をクリック

ネイティブデバッグシンボルをアップロード

[ダウンロード] タブ をクリック

ダウンロードタブ

ネイティブデバッグシンボル 一番右の [アップロード] アイコンをクリック

ドロップできる画面が表示されるので、そこに手順1で作った zipファイルをドロップしてアップロード

ネイティブデバッグシンボル の右側がゴミ箱マークに変わっていれば、OK

アップロード完了

これでネイティブデバッグシンボルのアップロードは完了です。

無事に警告も消えているはずです。

さて、次の記事では、もう一つのエラーメッセージ 広告ID についての対応方法を説明します。

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