2022年のライチョウ保護事業について
木曽駒ヶ岳周辺(中央アルプス国定公園)
※ 木曽駒ヶ岳周辺のライチョウに関する近年の状況
2020年 乗鞍岳から3家族(雌3羽とひな16羽)を移送
2021年 生息しているライチョウの数約40羽と推定
2021年 8月那須どうぶつ王国及び長野市茶臼山動物園へそれぞれ1家族を移送
2022年の予定
・ライチョウの個体数やなわばりなどを調査し、最大6家族のケージ保護
・ニホンザルの追い払いや捕食者対策試験を実施
・ライチョウの目撃情報を収集するために株式会社ヤマップと連携し登山者からの情報も収集
・那須どうぶつ王国4家族、長野市茶臼山動物園2家族、合計6家族の繁殖を目指し、さまざまな調査を行った上で野生復帰できると判断した場合には8月上旬に移送
火打山周辺(妙高戸隠連山国立公園)
妙高戸隠連山の火打山周辺においても、生息環境の回復を目指した事業を行う。
北岳周辺(南アルプス国立公園)
なお、2015年から2019年までケージ保護を実施していた北岳周辺については、一定の個体数が回復したことから2020年以降実施しておらず、今年もこのまま捕食者対策等のみ継続することになったとのこと。
詳細は下記ページへ
環境省 信越自然環境事務所
令和4年度ライチョウ保護増殖事業(生息域内保全事業)の実施について
2022/05/25