ライチョウの保護事業

絶滅も危惧されている希少種の鳥、ニホンライチョウ(日本産ライチョウ)の環境省の取り組みについての情報ページです。

以前、常念岳(北アルプス)頂上付近で出会ったのをきっかけにライチョウに愛情と興味を持っていました。

2019年3月からライチョウの一般公開がはじまったのをきっかけに、ライチョウ保護がどのようになされているのか、現状などを知っていただく機会をつくろうと作成しました。

さまざまな情報を得ていくにつれ、絶滅危惧種を守ること、安全な施設に生きもの保護の意義や役割を考えさせられる日々です。

ライチョウの生息域外保全について

絶滅危惧種を守るために、安全な施設に生きものを保護し生育させる取り組み。
現在の生息域外施設として、ライチョウを飼育しているのは下記。

  • 上野動物園(東京都)
  • 富山市ファミリーパーク(富山県)
  • 大町山岳博物館(長野県)
  • いしかわ動物園(石川県)
  • 那須どうぶつ王国(栃木県)
  • 横浜繁殖センター(神奈川県)
  • 茶臼山動物園(長野県)

各施設での2020年までの個体の成長状況については各施設における系譜一覧ページで公開しています。※ 2021年以降についてkoyarikko側にて把握できる情報がなくなってしまったため、一旦終了させていただきます。

ライチョウ保護事業に関するこれまでの経緯

  • 1955年(昭和30年)特別天然記念物に指定
  • 1963年(昭和38年)市立大町山岳博物館でのライチョウ飼育開始
  • 1993年(平成5年)種の保存法に基づく国内希少野生動植物種に
  • 2004年(平成16年)ライチョウ保護事業策定委員会設置
  • 2006年(平成18年)市立大町山岳博物館でのライチョウ飼育中断
  • 2008年(平成20年)上野動物園にてライチョウに近い亜種スバールバルライチョウの人工孵化に成功、飼育開始(〜現在も飼育中)
  • 2012年(平成24年)環境省第4次レッドリスト公表 ライチョウは絶滅危惧種ll類(VU)→ 近い将来に絶滅の危険性が高い 絶滅危惧種l類(IB)に変更
  • 2012年(平成24年)文部科学省、農林水産省、環境省の三省合意による「ライチョウ保護増殖事業計画」策定
    ライチョウ保護増殖事業計画(PDFファイル)
  • 2015年(平成27年)生息域内保全を保管する目的で生息域外保全開始 大町山岳博物館、上野動物園などの施設にてライチョウの飼育開始
  • 2019年3月(平成31年)〜 ライチョウを飼育してきた上野動物園ほか5施設においてライチョウの一般公開開始
    現時点では、生息域外保全で生まれた個体を生息地に戻す「野生復帰」の取り組みは未定とのこと。
  • 2019年5月(平成31年)中央アルプス(木曽駒ヶ岳)で2018年に登山客に撮影されていた雌のライチョウについて、生息している痕跡が見られたことから、環境省による中央アルプスでのライチョウ復活計画が本格化
  • 2020年(令和2年)各飼育施設で採卵された有精卵をメスの無精卵と交換。孵化を確認できたもののその後ヒナは全滅
  • 2020年8月1日(令和2年)乗鞍岳に生息していたライチョウ親子3家族を中央アルプス(木曽駒ヶ岳)のケージへ移送
  • 2020年8月7日(令和2年)移送されたライチョウ親子3家族をケージから放鳥
  • 2021年4月(令和3年)〜 茶臼山動物園においてライチョウの一般公開開始
  • 2021年6月(令和3年)前年、中央アルプス(木曽駒ヶ岳)に移送されたライチョウ家族について、5つがい以上、また抱卵も確認
  • 2021年7月(令和3年)中央アルプス(木曽駒ヶ岳)に移送されたライチョウ家族について20羽以上のヒナが誕生。一部は死亡
  • 2021年8月(令和3年)中央アルプスのライチョウ2家族を「那須どうぶつ王国」「茶臼山動物園」に移送
  • 2021年9月(令和3年)中央アルプスから「那須どうぶつ王国」へ移送されたライチョウ家族のうち、メスの親ライチョウが死亡
  • 2022年4月(令和4年)環境省の「ライチョウ保護増殖検討会」において、飼育しているライチョウの家族について、今年繁殖できたならば、中央アルプスへ移送することを決定

中央アルプスを含めたライチョウ事業については、信越自然環境事務所HPにて随時発表中
当ホームページにおいても、都度newsに掲載

ニホンライチョウの人工授精

「上野動物園」と「よこはま動物園ズーラシア(横浜繁殖センター)」では、ニホンライチョウの保全計画に基づき人工授精の技術開発に取り組んでいるとのこと。詳細は東京ズーネットHPにて

そのほかの研究活動について

所感

これからいったいどうなっていくのか、専門家ではありませんのでわかりませんし、モヤモヤを感じることも多々ありますが、ライチョウについての知り得た情報について、掲載を続けていきたいと思っています。

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