うちのWiFiにPCをつないでいるだけですが、ノートン(Norton)から警告が出るようになりました。
『!脅威を検出しました
xxx のパスワードは脆弱です。プライバシーを保護するため、VPNをオンにしてください。
または自動VPNを有効にして、安全でない、または危険な状態のWi-FiネットワークでVPNがオンになるようにしてください。
[VPNをオンにする] or [自動VPNを有効にする] 』
ノートンさんからの通知は、いつもはすぐに消しちゃうのですが、
唐突に2択で迫ってくるものだから考えちゃいました。
パスワードが脆弱って言われています、変更しても「もっと長く」とか「記号も入れて」とか言われそうです。
推測できる単語ではないし、このままにしたい。
文字の種類とか、長さとか、定期的に変更とかユーザーに強要するのは否定派です。
そもそもVPNをオンにするって何なの?
所属している企業内ネットワークに、外部からログインするために「VPN接続」をするという認識でいたから、ノートンのこの機能に興味がなかったのですがちょっと調べてみました。
ノートンを起動すると下記の管理画面が出ます。『セキュアVPN』のことを言っているようです。
セキュアVPNは、WiFiなどインターネットに接続する間に入り、暗号化や情報が抜き取られるのを防いでくれる機能のようです。
PC/スマホ == セキュアVPN == ルーター(WiFi) == インターネット
FreeWiFiに接続したり、ホテルのインターネット回線を利用するときなどは利用したいですね。
オンにすると、緑色に変わって『接続は保護されています』になりました。
なんだか守られている感があります。
セキュアVPNを切り替えたいときはここをオンオフすればいいわけですね。
かんたんです。
さらに自動VPNは、新しいセキュリティの低いWiFIにつなげるときに勝手にセキュアVPNをONにしてくれる機能でした。ONにするなら自動VPNにしておいてよいですね。
ここで面白いことに気付きます。
VPNを有効にすると、接続元を暗号化することに加えて他の国から接続するしているように見せ掛けられるようです。29か国が選び放題。
切り替えてどうするのかというと、アメリカだったらアメリカからの接続にしか見せないページが表示できるとか、ふだん『Amazon』とググってもアメリカのAmazon.comは検索結果に出てきませんが、VPNでアメリカに切り替えると一番上に出てきたりします。
(昔、個人輸入するときにアメリカAmazonのアカウントすら取れませんでした。)
効果が分かりやすいのは、TVerとか動画配信サービスは国を絞っていることが多く、海外のVPNになっていると再生できません。
DVDであった懐かしのリージョンコードみたいですね。(DVDディスクの価格差があるので規定の地域でしか見られないようにしていた)
海外にいるときに国内のコンテンツをみたりするのに有効ですね。
このセキュアVPNだけのサービスは、ノートンも個別にやっていて、一年で3,290円です。ちょっと検索してみると他社も同様のサービスをがあり、1年プランで7,128円です(例:MillenVPN)。
私が使っているノートンのサービスは『ノートン360』なので、ウイルス対策にセキュアVPNも込みになっていてお得になっていました。(いろいろプランはありますが最高でも1年間で5000円以内)
今回、セキュアVPNのことを知ってPCを持ち出したら積極的に使おうと思いました。