牛乳パンに誰も注目していなかった2015年ぐらいに勝手にランキングを作ってから、ライフワークとしている牛乳パンの調査。私が好きな順に勝手に並び替えてみます。
信州牛乳パンってなんだろう?牛乳パンの発祥!
koyari調べです。
牛乳パンの発祥は、伊那市の若増製パン(廃業)
当時働いていた1934年生まれの中坪兼吉さんが20歳のころ、朝早くおばさんが「パンをくれ」って来たけど、そんなに朝早くパンはねぇよと思ったけど昨日のパンがあったし、どんなもんでもええかと聞くといいと言うもんで、パンにジャムを塗って四角に切って渡した。
次の日また、昨日のものを売ってもらいたいってきたけど、その日はジャムはなくてバタークリームがあるからそれ塗ったらどうよと言うからそれを塗って四角く切って売ってやったんだよ。
そしたらまた次の日きて、昨日のをいくつでもいいで売ってもらいたいと来た。
それを聞きつけた社長が中坪これは売れるかもしれんぞってことで、売り出したらプンプン売れた。
食パン・あんパン・クリームパン・菓子パンを全部止めて朝から晩まで牛乳パンだけを作りまくった。それでも間に合わなかった。最盛期は一日1000個ぐらい作っていた。
長野県のパン屋さん組合(パン商工組合2016年解散)で牛乳パンの講習会が昭和32年頃に行われた。中坪さんは牛乳パンの作り方を教えるのを反対したが社長が素晴らしい人で、世の中に広めようということで中坪さんを説得して講習会を行った。そのため昭和30年代に長野県のパン屋さんのほとんどで作られるご当地パンになりました。
お店に寄りますが、基本的に座布団サイズに大きく作られたふかふかのパンに、クリームを塗ってはさみこむ。その後でカットする方式で作られます。

パッケージにも特徴があり、白い半透明の袋に青いインクの印刷で『男の子』や『牛』が描かれています。このパッケージのベースになったのは、木曽のかねまるパン店・1927年生まれ?大橋みさ子さん(母)が息子の『茂ちゃん(3才)』を描いたものです。イラストになった子が今は牛乳パンを作っているというのも感慨深いものがあります。
通常は『牛乳パン』と呼びますが、牛乳パンという名前は全国でも使われたりしますのでココでは『信州牛乳パン』と表現しようかなと思っています。
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信州の食べ物をお取り寄せ
長野に住んでいると、とてもお馴染みですが『サンクゼール』『久世福商店』という信州のおいしいものがぎゅっと詰まったセレクトショップがデパートや軽井沢のアウトレットなどで売られています。
オンラインショップが出来たので寄ってみて下さい!
賞味期限が短いため通販は基本ありません。
いろんな牛乳パンを巡ったり、長野に遊びに来て欲しい!
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