日の落ちた北アルプスを眺め坂本龍一さんを偲ぶ

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2023.3.28  坂本龍一さんが亡くなりました。

1月にNHKで放送されていたオンラインコンサートを見たのが最後の姿でした。体力的に難しくちょっとづつ収録されていたようで満身創痍でしたね。

公式サイトの会員になっていて定期的にメールマガジンが届いていたのですが、最終号は2022.12のVol.237。2014年に中咽頭癌と公表されて、治療に専念するとメッセージがありました。メールマガジンでも癌になって思うことなどを幾度も書いてくださっていたのですが、なかなか完治は難しそうに見えました。今読みかえすと5本指靴下もはいて健康に注意していたのにみたいな話もあって、5本指靴下仲間としてうれしいです。

それでも、反戦や被災地で活動を続けられている姿を見せてくれていました。

ニューヨーク在住で2001.9.11の同時多発テロを目の当たりにしてから、反戦などの活動を行うようになっていました。「戦争を止められるかもと本気で思ったんですよ。でも、戦争は続いてしまって」と思っても常に活動を続け、未来のことを考えて声を上げていました。

その後、闘病状態になり、なんだか黒澤明監督の『生きる』のようにも思えてきていました。

今日の夕方、静かな場所を歩きたくなり、ひんやりと肌寒くなり日の沈んだ北アルプスを眺めて歩きました。1月に発表された作曲した日付がタイトルになったアルバム『12』の曲を聞きながら、世の中に声を上げつづけることや、生きているうちに自分たちが何を残せるのか、誰かの力になれればよいなぁなど考えました。

ありがとうございました。
これからも、静かに坂本さんのピアノを聴いていきたいと思います。


1週間経ちました。
どういう曲が好きだったかなぁとしばらくずっと考えています。
私が好きなアルバムを書き出しておきたいと思います。
これ以外にも今まで手に取らなかったアルバムにもちょっと手を出していきたいなぁ。

たぶん、一番好きなのは2004年と2005年に出た。
『/04』と『/05』のアルバム。結構なローテンションで聴きました。
この頃からもう年月日とかでタイトル付けたりしていましたね。毎年このシリーズを出し続けていてくれていたら、一生聴いていたかもしれない。

街中の音を録音して回っていた時期があり『out of noise』という曲が一般的に販売されているのですが、2009年のコンサート会場だけで購入することが出来た『_out of noise tour book cd』は宝物な感じでよく聞いています。『out of noise』とは違って、/04,/05っぽい感じで大好きです。

あとは、ドリームキャストの起動音が入った『CM/TV』とかセガマニアだったので震える

今年発売されたスケッチのように紡いだ日付がタイトルになった『12』とか、来て欲しいときに予想外になる音とか聴くたびに発見がある気がします。ずっと聴いていくのだろうなと思います。

こうしてみると選曲がマニアックかもしれない。。。


NHKで坂本龍一さんが出演した『100年インタビュー』という番組が再放送されていました。
番組最後のメッセージ「100年後も聴いてもらえるような気持ちで曲を作っている」

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