鍵は比較的大丈夫なのだけど、財布はたまに旅に出る。
■ 財布、旅に出る
先日、高速バスに乗ったときに、
休憩地点になっているSA(サービスエリア)で財布を置いてきた。
清掃の人が財布を発見
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SAのサービスカウンターさんが財布に挟んであるバスチケットを手掛かりに、バス会社さんに連絡
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バスの運転手さんに緊急連絡
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チケットに書かれている座席から持ち主の私を発見
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乗ったバスの1時間後ろで走っていたバスがSAで財布をピックアップ
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私が降りるバス停で受け取る
という、ミラクルプレイで手元に帰ってきました。
すごい迷惑を掛けてすみません。助かりました。
SAのスタッフさん、松本市のアルピコ交通さん、ありがとうございます。
財布なくしちゃって気付かないのも問題だし、周りに迷惑を掛けるのも申し訳ないので、以前から気になっていた忘れ物防止タグを検討することにしました。
■ 忘れ物防止タグとは (紛失防止IoTデバイス,紛失防止タグ)
Bluetooth(通信技術)を使用して、スマホとタグを常にペアリング状態にしておきペアリング状態が途切れると、何かしら『お知らせ』してくれるシステム。
置き忘れていたり、どこにあるかを探したり、出かけるときに忘れないようにすることが出来る。
昔からある技術なのだけど、
Bluetoothのバージョンが4.0まで上がったので、省電力化が進み、制御チップの小型化など技術レベルが上昇。
実用的なレベルまで技術が進化。
これなら財布に入る!
ということで、
検討しながら情報を整理。
■ タグの比較
現時点で入手しやすく、できれば財布に入るぐらいのものをチョイス。
・MaMORIO
・TrackR bravo
・Tile Slim
・Tile Mate
・FIND
■ コミュニティ検索
面白い機能。
Bluetoothの電波って30mほどしかないので、最終的にペアリングが途切れた場所しか分からない。移動してしまっていたら、もうどこにあるのか。。
しかし、同じタグを使っている人が、自分の落としたタグのそばを通るとこちらに最終的な場所として通知が届く仕組み。
みんなで探してあげているイメージ。知らず知らずのうちに誰かのお助けが出来るなんて素晴らしい。
■ 結局どれにするのか?
結論から言うと機能的にはMaMORIOにしようかなと。
・タグ自体が鳴ったり、タグからスマホを探したりする機能は今のところ必要なし。
それよりも財布に入るサイズを重視したい。
・電池交換は公式には出来ませんが、やろうと思えば出来そう。使われている電池も200円弱。
■ デザイナー的な目線で見るMaMORIOの気になるところ
・公式サイトなどの表現では、『MAMORIO』と全て大文字ですが、ほんとはロゴの2文字目は小文字っぽい
・フォルムのモチーフは、『お守り』、とても日本的でいい
・クーポンがなくなったことにより、電池交換サービス『OTAKIAGE』が登場
つまり、MaMORIOが『お守り』をモチーフにしているので『お焚き上げ』として今まで使っていたタグを成仏させるというコンセプト。
初回登録から180日後にOTAKIAGEボタンが出現して、新品が半額で買える。今まで使っていたお守りは送り返す。
電池が残っている状態で返送して、どこに行くのか追跡するの楽しそうだなぁ。
私が中の人なら、位置情報を操作したスマホで富士山の山頂とか、成田山とかに認識させてから廃棄する
・OTAKIAGEにシステムに変更したのは、電池が切れても使用を継続してもらう作戦
■ その他の選択肢
サイズ(大きさ・厚み)、キーホルダー用の穴の有無、電池交換 という観点も選択の基準になる。
・タグのボタンを押すとスマホ側が反応する
・スマホから通知すると、タグ自体が鳴る
という機能が欲しい人はそれを基準に。