ついつい楽しくて遊んでしまったので長くなりました。(1)はコチラ。
API Keyの取得
では、いよいよChatGPTをウィンストン化する準備に入っていきます。
ChatGPTを外に連れ出すために、API(呼び出すための命令)の固有の鍵が必要になります。ChatGPTのアカウントがあると、下記にアクセスできるようになります。
API keys
https://platform.openai.com/account/api-keys
[Crate new secret key]を押すと鍵が生成されます。
ウインドウを閉じると二度と表示されません。コピーしたものを、どこかにメモっておきましょう。
一度生成した後は、再度表示しないので取り扱いには注意してとあります。どこかに公開したりして共有すると使えなくなるようです。生成したら、自分だけで保存しておきましょう。
OpenAIは実は有料!
いろいろな人が発信しているChatGPT情報をザッピングしていましたが、はっきり書いていてくれなかったのか、私が見て見ぬふりをしていたのか、この段階に来るまで気づきませんでした。
ChatGPTを外に連れ出して使うのは有料ですね!
OpenAIという会社名なので個人が使うには無料かなと勝手に思っていましたが従量課金(使った分だけ料金が発生する)でした。
『Open(公開)』なだけで『Free(無料)』ではないものね。
設立にイーロン・マスクも関わっているし、AIを動かす処理には裏で莫大なコストが掛かっているから、そうだよね。
ちょっとまとめると
ChatGPTをWebサイトで利用 | 無料 | だが重い・そのうち課金っぽい | ここまでやったこと |
ChatGPT PlusをWebサイトで利用 | 固定料金 | 処理が優先になり速い | |
ChatGPT APIを利用 | 従量課金 | AIをいろいろな場面でカスタマイズして使える | 次のステップでやりたい |
調べてみるとChatGPT APIもアカウントを作ってから、3ヶ月はお試しのために18ドル分が付与されるそう。(先に支払い登録をしてしまうと途中から課金状態になるようなので3ヶ月後や使い切ってから課金契約を考えましょう。)
ユーザー登録してみた私の状態を見ると、18ドルではなく今は5ドルになっていますね!あっちゃー。
期間は3ヶ月です。ChatGPT APIのエンジンのバージョンが上がり料金も下がったのでお試しの金額が変わったのかも知れません。
『ChatGPT API』自体は、アプリやウェブサイトなどの個人や企業が自社サービスに組み込むことを想定されているようです。今後はなにかしらのサービスで見かけることが多くなるでしょう。
しかし、こうやってみんなが使えば使うほどAIが学習して賢くなっていくのでしょうねぇ。
このまま学習して賢くなっていくと、すぐに人間が乗っ取られそうです。
まぁ、AIさんに乗っ取られても、地球征服されても、マトリックスみたいに人間が培養されても良しとしましょう。こうなることは昔からわかっていたんです。
トークンという単位で課金されます
さて、話がそれましたが料金です。従量課金とは、使った分だけお金を払うことになります。
OpenAIにもテキストだったり絵だったりと種類があり値段も変わってきますが、ChatGPTはテキスト部門!サーバーへの負荷は少なそうです。
『1トークン〇〇ドル』という風な料金体系になっていて、使い方によって消費するトークンが変わってきます。(日本語・さらに漢字が含まれたりするとちょっとコストが高くなる)
単価もどんどん変わってきているらしい。2023/3/1から新しいエンジンが公開され、提供コストが下げられることで安くなってきているようです。何だかスピード感が違いますね。
今は1000トークンあたり0.002ドルなので、1000トークンで0.3円。
使っているうちにどのぐらい消費するか感覚が分かってくるかもですね。
試しに使ってみるとこんな感じに出てきました。
ちょっとやってみたら60トークン前後の消費量でした。
実際にどのぐらいのトークンになるのか、お試しできるページがあります。
https://beta.openai.com/playground/p/
ここに文字列を入れれば、トークンというコストがどれぐらいかかるかが分かります。
コストとかサーバーへの負荷とか、なんだか暗号資産みたいですね。
森進一は、15トークンでした。
質問するのにもかかるし、ChatGPTからの回答にもかかります。
簡潔に話した方がいいかもしれませんね。簡潔に伝えるのってむずかしい。
伝える力が鍛えられますね。
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