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二体の国宝土偶

二体の国宝土偶

長野県の茅野市にある
『尖石縄文考古館』に行って土偶を見てきました。

国宝になっている土偶のうち二体が常設で展示してあります。

この二体には、通称の名前が付けられています。
・縄文のビーナス
・仮面の女神

ビーナス=女神
・・・なんだかもう同じことです。

ひょっとして、他にも似たような名前がいて苦し紛れに付けているのだろうか。
と思ったので、国宝土偶を調べてみると、山形県に縄文の女神がいました。

・縄文のビーナス (1986年長野県茅野市棚畑遺跡から出土 1995年国宝化1体目)
・茅空(かっくう) (1975年北海道南茅部町ジャガイモ畑から出土 2007年国宝化2体目)
・合掌土偶 (1997年青森県八戸市風張1遺跡から出土 2009年国宝化3体目)
・縄文の女神 (1986年山形県西ノ前遺跡からバラバラに出土 2012年国宝化4体目)
・仮面の女神 (2000年長野県茅野市中ッ原遺跡から出土 2014年国宝化5体目)

通称のあるものとないものもありますが通称を付けると、親しみが出てきますね。

まだ国宝にはなってない土偶は無数に存在するのですが
完全体で出てきた土偶は少ないのだとか。

合掌土偶は、体育座りしている形。
地中で体育座りして埋まっていたなんて、なんだか切なくていいです。

茅野市の『尖石縄文考古館』は初めて行きましたが
国宝土偶二体の他にも土器やら、黒曜石やらが展示されているのですが
体験コーナーがとても充実していて、子どもと一緒に楽しめる施設でした。
縄文土器の模様を自由にデザインできるコーナーや
縄文のビーナスの模造土器に自由に触れたり
粘土で土偶を作ってニスを塗ったら持ち帰り。

縄文のビーナスは4000年前のもの。
エジプトのピラミッドとかスフィンクスも紀元前2500年ぐらいのようだから
大きさなどの規模の違いはあるけれど、遙か昔のものが目の前にあるなんて感慨深いです。
岡本太郎も縄文にひかれていましたが、模様のパターンや力強さなど縄文パワーを感じられます。

うしろ姿も魅力的です。

2017/07/27