ライチョウを救え『ライチョウさんパニック』をつくってみた

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雑誌『幼稚園』
付録が毎号面白いので注目していたのですが
4月号の付録 『ワニワニパニック ミニ』 が懐かしすぎて
幼稚園生もいないのに買ってきました。

でも、付いている付録はそのままにして、、、

普段、保護活動にも関わっているライチョウをモチーフにした

『ライチョウさんパニック』

というキットを作ってみました!

雑誌『幼稚園』についている「ワニワニパニックキット」は、
さすがに子どもでも作りやすいように、親切設計!
ノリもハサミも要りません。

でも、『ライチョウさんパニック』は大人のキット。
厚めの用紙に印刷して、丁寧にカットして、
折ったり、キレイに折らずにRを付けたまま曲げたり。

試行錯誤をしながら組み立てる上級者専用です。

難しいから燃えてくる、これが大人の『ライチョウさんパニック』。

ニホンライチョウは、北アルプスなど高い山に登る人にはお馴染みで
高山帯にしかいない
ハトより一回り大きな鳥。
温暖化や人の影響によって絶滅の危機にある天然記念物です。

ライチョウ(雷鳥)についての情報は https://koyari.jp/koyarikko/ へ

『ライチョウさんパニック』は、
ライチョウがどういう影響を受けていて
人々がどう行動して守っていかないといけないかを考えて作りました。

【ゴミ】
人が何気なく捨てるゴミが最大の敵です。
ゴミによってライチョウの天敵が高山帯に上がってきます。
食べ残したゴミやラーメンのスープが地面に染み込むことで
塩分が必要なキツネやシカなどが高山帯で生息できるようになります。
高い山だけでなく、里山で個体数が増えていき、
食料に困った個体が高山帯に上がってきたりもします。

【キツネ、テン、サル】
今までいなかったライチョウ捕食者です。
近年高山帯に上がってくるようになり、ライチョウやヒナ、卵を食べてしまいます。
彼らも生きるためにライチョウを食べているので一概に悪とは考えず

ということで、『ライチョウさんパニック』では、
ハンマーではなく、網(あみ)に。

叩いてやっつけるのではなく、
捕獲して適切な場所に移動させるというコンセプトです。

ニホンライチョウは人間に対しての警戒心があまり刻まれていないDNAを持っています。
必要以上に介入せず、長く人間と共存していきたいですね。

ステイホーム

どのように作ったら面白いか、想定を考えるのも面白い。
結構楽しい時間だったかも。

『ライチョウさんパニック』
実際に遊んだ様子は下記 Youtube で。

【動作編】
https://youtu.be/lnlwKmXMN7A

【タイムラプス編】
https://youtu.be/peFd0c2hV2s

「ライチョウさんパニック」は(c)koyarikkoのLINEスタンプイラストを使用しています。

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