13歳からのアート思考という本が面白かったので紹介したい。
まず、好きな教科で小学校で第3位だった『図工/美術』が、中学にあがると他の教科に比べて急激な人気がダウン!
もっとも人気が落ちる教科になっているそうです。
小学校・中学校に聞いた「好きな科目」
[13歳からのアート思考] 末永幸歩 著 ダイヤモンド社 より
理由は、
・絵の上手い人にかなわないと悟った
・有名な絵や美術史の丸暗記
・評価基準が分からない
と、確かに苦手意識が出てきそうなカリキュラム
だったことを思い出しました。
しかし、『自分だけのものの見方、考え方』という
アート的な思考には、
他人には思いつかないような自分だけの独自の視点を発見するという
次のアイデアや問題解決、ビジネスのタネを生み出す大きな力がある!
美術を学び直してアート思考を鍛えようという本です。
本では様々な方法で説明されています。
『花』を例にすると
誰かが考えたシステムで、
花だけを作り出す「花職人」として生きている人が大多数。
「興味のタネ」を持ち「探求の根」を張って「表現の花」を咲かせている人は一握り。
花職人として誰かの作ったシステムの一部となってしまうような、
生産ラインにのってしまいがちですね。
これからは、ますます不確定要素の色合いがどんどん強くなっていく世の中です。敷かれたレールより、自分でレールを敷いていくことが出来るようにならないといけません。
オトナもコドモも、アート思考を学ぼうという本になっています。
しかも、楽しく読みすすめるのがいいですね。
次に何が出てくるのかワクワクします。
私も、興味のタネを花まで持っていきたいです。