山梨文化会館とストリートピアノ
丹下健三建築の山梨文化会館とストリートピアノの組み合わせ!
ピアノの頭上にある大きな時計で、電車や待ち合わせの時間も確認できて最高の設置場所かもしれない。
設置のオープニングイベントを見に行くとピアニストの大原真衣乃さんが弾いていました。
クリスマス前で空気はひんやりで手がかじかむちょっと寒い空間。でも、すごくよかったです。
ストリートピアノとは
街の中にピアノが置かれて誰でも弾けるという文化は、2008年のイギリスでルーク・ジェラムによるアートインスタレーションとして始まり、一気に世界に広まる。NHKのBSでも世界中のストリートピアノにカメラを設置した『街角ピアノ』という番組が放送されていたりします。
山梨ストリートピアノ
山梨にはストリートピアノがないなぁと思っていましたが、2019年に高校生が発起人になり数年かけて活動して、やっと形になってきているようです。
行政が、どこかで余っているピアノを持ってきて『ポン』と置いているイメージだったりしますが、話を聞いてみると実際に設置やメンテナンス、そして場所の使用料を払う必要があったりして継続するには大変そうです。
山梨で行われているのは今は“甲府STピアノ実行委員会”という組織になっているようで、元々は“山梨ストリートピアノ”という組織で、吉本住みます芸人の人とクラウドファンディングを行っていたりしていたようですが解散?関連性は、、、よく分からない感じですね。今回の設置開始イベントに元々の発起人だった子が演奏者としてのみ入っているのでメインからは外れたのかもしれない。
ずっとあるわけじゃないストリートピアノ
今回の設置は1ヶ月ぐらいだそうです。
今は、募金箱への寄付で資金を集めています。募金箱に入れてもらう小銭でずっと維持できるのだろうか。
松本駅にはグランドピアノのストリートピアノがあったので、調べてみると小平奈緒さんの活動をサポートし続けた病院が声をかけ、街の有力者がちゃんと根回しや運用を考えて、最終的に一般社団法人として運用されていました。やはり企業やスポンサーを見つけて永続的に回していかないと難しそうですね。
栄えている南口と比べて北口はまだまだ。甲府駅北口を盛り上げるのに賛同してくれる企業があればいいのかなぁ。もっと行政が積極的に設置する!という形に持っていくようにアプローチした方が継続しそうだなと思います。
甲府北口○○ピアノという名前にして、ネーミングライツにするとか、いろいろ手はありそうですね。
夕方5時のチャイムの音
ところで、今回のストリートピアノの情報をいろいろ見ていてはじめて知ったのですが、17時に鳴っている『甲府市の歌』が、12月に入ってちょっと音が変わったなぁと何となく思っていたのですが、12/1~12/20の期間のみ魚田愛音さんが演奏する『甲府市の歌』になっていたそうです。
ちゃんと認識する前に終わってしまったので悲しい。もう少し声を大きく告知してもらわないとキャッチできなかった。チャイムの切り替えは、甲府市の日(12/20)に併せて行っているようなので、来年も流れるといいなぁ。
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