ゆうパック専用箱が規定サイズよりも小さい理由と最適な段ボールの形

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『ゆうパック包装用品』

郵便局が販売しているゆうパック専用の段ボール箱があります。

ゆうパック包装用品

郵便局が販売しているゆうパックの専用の箱なのだから、コレを使えば最高のパフォーマンスでお得に送れるような気持ちになっていましたが、ゆうパックが規定しているサイズ設定よりも、なんだか小さいことに気付きました。

いくつか種類がありますが専用箱の3辺サイズを足した数字と、規定の60、80などのサイズと比較すると、すこし小さい造りになっているようです。

ゆうパック・箱(小)(100円)

175mm x 225mm x 145mm = 545mm
対象が60サイズ(600mm) なので、5.5cm小さい

ゆうパック・箱(中)(140円)

255mm x 315mm x 175mm = 745mm
対象が80サイズ(800mm) なので、5.5cm小さい

ゆうパック・箱(大)(220円)

315mm x 395mm x 225mm = 935mm
対象が100サイズ(1000mm) なので、6.5cm小さい

ゆうパック・箱(特大)(380円)

345mm x 445mm x 340mm = 1130mm
対象が120サイズ(1200mm) なので、7.0cm小さい

どうやら5.5cm~7cm ほど小さいようです。

なぜ小さいサイズで段ボールを作っているのだろう?

レターパックみたいにフタが閉まればOKの詰め放題方式だと、ボール紙が砕ける寸前まで無理矢理詰め込みたくなっちゃいますよね
ゆうパックも専用の段ボールだからといって、詰め込まれて膨らんでもいいようになっているのかな?と思ったけど、ホントはどうなんでしょう。

いくら考えても真相は、段ボールを作っている郵便屋さんにしか分からないので、お客様相談室に聞いてみることにしました。

お客様サービス相談センターさんからのお返事

お返事に難航したのか、2週間後にお返事が返ってきました。

お客様相談もハガキかお手紙で問い合わせしか出来なくて、お返事もハガキで返ってくるとかだと、なんだかお手紙やり取りしている感が出ていいのかもしれないなぁ。(メールで返ってきました)

お問い合わせにつきまして、ゆうパックの引受時は、箱の大きさを実測しております。
そのため、内容物を入れた箱の膨らみや、箱の個体差があった場合に
表記サイズでの受付ができないリスクを減らすため、一回り小さい造りとしております。

日本郵便株式会社 お客様サービス相談センターさん

お忙しいところありがとうございます。

なるほど。
確かに窓口やローソンで専用メジャーをあてて少しでもオーバーしていたら、ひとつ上のサイズに設定されたりすることもありますね。

膨らみは想像していまいたが、箱の製造段階の個体差までは考えつきませんでした。

納得です。
でも、やっぱりちょっと損した気分。

余剰部分にどのぐらい入ったのか

もし、5.5cm~7cm大きければ、どのぐらいのモノが入ったのでしょう。

80サイズで計算してみます。
255mm x 315mm x 175mm = 14,056,875mm²
255mm x 315mm x (175mm+55mm) = 18,474,750mm²
その差は、4,417,875mm²

卵のサイズを測ってみると、45mm x 45mm x 60mm = 121,500mm²
だったので、卵が36個分入りました。
(たまごは梱包していないので、そのまま入れると割れます)

では、最適な段ボール箱は?

余剰分の長さがあれば、どのぐらいモノが入るのだろうと、あれこれ考えているときにふと気付いたのですが、直方体の箱って各辺の割合によって、体積が変わることに気付きました。

今さら気付いたという衝撃の事実

なんとなく、3辺の長さを足した合計のサイズで値段が決まっていたので、どういう箱でも同じ容量の荷物が送れるのだろうと勝手に思っていたけれど、違っていました。

結論から言うと、ベストな形は全ての辺の長さが同じな立方体です!

60サイズで、最大の差を出すために、ちょっと大げさに比較してみます。
200mmの立方体と、厚みが1mmしかないスゴく薄い直方体を計算すると、容量に4倍ぐらいの差が出てきます。

同じ値段なので、一番容量が大きい立方体に割合が近づくほど効率が良くなります。
段ボールを自分で作るなら、立方体になるようにするといいですね。

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