藤井聡太さんが中学生プロ棋士でありながら29連勝と
将棋が再び盛り上がってますね。
将棋があまりにブームになっているので、
あえてよく分かっていなかった囲碁のルールを調べてしまいました。
少しやってみた程度なので、石を置けるときと置けないときの違いがまだ分かっていません。
でも、やっぱり将棋には興味があります。
テレビの特集なんかを見ていると、藤井聡太さんが強いのは終盤だということが分かります。
『詰将棋解答選手権』という大会があり、すでに3連覇中なんだとか。
詰め将棋が強いから、終盤のゴチャゴチャした状況で、活路が見えてくるようです。
詰め将棋は、持ち駒の全てを総動員して、王手を続けて詰む必要があるため
あまり活用されないという桂馬なども積極的に使っていくことを考える頭になっているのでしょう。
藤井聡太さんが連勝をはじめた最初の方でよく報道されていた、
相手をよく研究してきて相手の苦手な手を打っているという考えは間違いで
相手の研究はほとんどやっておらず、空き時間は詰め将棋をやっているようでした。
自身のサインも即座に作った詰め将棋を書いています。(時間かかりますね)
そもそも将棋の終盤戦って
攻め側と守り側がすぐに入れ替わる状況が多い。
守ってしのいだ側が、今度はすぐに攻撃へと転じたり、
将棋の勝ちは紙一重だということが分かります。
詰め将棋や終盤について調べていたところ
NHKのBSで毎年放送されていた『大逆転将棋』というバラエティ番組を発見しました。
前の将棋ブームは羽生7冠の時だったのですが、そのときに作られていた番組です。
とてもコンセプトが面白い。
将棋の対局は、
負けた方が『参りました』と投了して終了するのですが、
素人が見ていると、まだ詰んでない状況なのにどこが終わっているのか分かりません。
なんだかとても消化不良だったりします。
では、そのプロ棋士たちが投了した時点の棋譜を使い
将棋好きの芸能人が勝った側。
投了して負けた側を羽生さんが指して、続きをスタート。
ここから逆転できるのかという番組でした。
人間はこういう逆境からのドンデン返し的なことが好きだし、
とても面白そうな番組でした。
1996年から2011年まで続いた番組は人気の低迷からなのか、
毎年内容が紆余曲折していたようですがシンプルなコンセプトでいい気がします。
終盤の強い、藤井聡太さんがやったらまた面白いでしょうね。